未来につながる森づくり「子供の森」計画

2018.09.28
2018年3月1日~2018年8月31日の間、皆さまよりお預かりいたしました募金を
2018年9月28日に公益財団法人 オイスカへ寄付いたしました。
沢山のご支援、誠にありがとうございました。
なお、寄付金の使途については、後日改めてご報告させていただきます。

2018.10.18
 子どもたちの「自然を愛する心」を養いながら、地球緑化を進めるオイスカの「子供の森」計画。アジア・太平洋地域を中心とした36の国と地域において、子どもたちが学校や地域で行う植林活動や環境教育を支援し、子どもたち自身による持続可能なふるさとづくりを応援しています。皆さんからいただいたご寄附は、各地のこうした未来を担う子どもたちの取り組みに大切に活用させていただきました。今後もふるさとのために行動できる子どもたちを育てながら活動を推進して参りますので、引き続き活動を温かく見守り、応援していただければ幸いです。

 ご支援いただいた活動の一例として、世界各地で取り組んでいる活動の中からインドネシアとモンゴルの活動をご紹介します。

<インドネシア> 
タルビアトゥルシビアンイスラム小学校(Tarbiyatusshibyan Isramic Elementary school)

 この学校が位置する西ジャワ州ボゴール県パシルブンチル村では、多くの人が農家やバイクタクシーの運転手として働いており、現金収入が少なく厳しい暮らしを送っています。また近くでは砂の採掘が盛んですが、一方で粉塵による空気や水の汚染も問題になっています。さらに学校には広い敷地がありますが、灌木が少し生えているだけで、ほとんど活用できていませんでした。こうした問題に対して、何か行動したいという思いはありましたが、先生たちには知識や経験がなく解決の手立てがありませんでした。困った学校側が、オイスカに相談をしたことで「子供の森」計画への参加が決まりました。
 最初に先生たちに植林の意義を伝える環境セミナーを開き活動への理解を得た後に、マングリエティアやアラカシ、スレンなどの郷土樹種の苗木を1,111本植えました。緑化を進めるとともに、活動を根付かせるためにセミナーやリサイクル活動などの環境教育も実践しています。両親が農民にもかかわらず、土に触れたことが無い子どもたちが増えている中、今後は農業や自然の恵みに対する意識を高めるために、野菜の栽培も実践したいと考えています。
ポットを使った野菜の苗づくりにも挑戦しました。おいしい野菜ができますように…
オイスカのスタッフと一緒に近くの山に植林をする子どもたち

<モンゴル>
ウランバートル市ソンギノハイルハン区第105番学校(Ulaanbaatar city, Songinohairhan district school#105)

この学校は、首都ウランバートル市ソンギノハイルハン区にある生徒数1,200名の大きな学校です。この地区はゲル地区とも呼ばれ、周囲には住居用のゲルが立ち並んでいます。その一方で緑はほとんどなく、地域住民の中には環境保全に対する意識も育っていないため、ゴミの分別も行われていません。
こうした状況の中、子どもたちが気持ちの良い環境で勉強ができるよう、また地域全体の環境に対する意識を底上げするために、学校側からの依頼を受けて「子供の森」計画の活動がスタートしました。2017年には、学校を代表してフスレン君が子ども親善大使*として日本を訪問。帰国した後には、活動報告会を開いて、学んだことや感じたことを共有するとともに、これから自分たちの学校でどういった取り組みを行ったらよいかについてみんなで話合いました。その中で「学校をきれいにする」、「地域の人に環境の大切さを知ってもらう」ことを目標に決めました。始めのステップとして校舎の周りに苗木を植え、環境保全を訴えるポスターづくりにも取り組みました。始まったばかりの活動ですが、小さなリーダーを中心に、今後学校や地域がどのように変化していくかが楽しみです

*子ども親善大使…「子供の森」計画に参加する児童生徒の代表を日本に招聘し、協力者への報告のほか、同年代の子どもたちとの国際交流などを行うプログラム。
コーディネーターに苗木の植え方を教わる子どもたち
友だちに日本で学んだことを伝えるフスレン君
寄付する

※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。

活動レポート