みんなでつくり育てる!うつくしい森

樹木・環境ネットワーク協会では、人と自然が調和する社会を目指し、環境活動を推進しています。そのモデルとして、「里山」を掲げ、人が自然の中で活動、利用すること、そして、それがより豊かな自然を育むことにつながっていきます。

里山とは、食材からエネルギーまで、生活に必要なものを得るために人が作った森のことです。人が自分たちの生活のためにつくった場所が、結果として多様な生物の生息地となり豊かな自然を育んできました。
  • 樹木・環境ネットワーク協会"
森づくりでは各地域でボランティアグループをつくり保全活動を推進しています。現在14箇所のフィールドで緑地・里山の整備・保全活動が進められています。その一つである「嵐山ふれあいの森」は、埼玉の工場地帯に残された森です。整備活動によりキンランなどの貴重な草花が徐々に数を増やしつつあります。
嵐山ふれあいの森では、普段の定例活動に加え、毎年中学校の森林体験学習の受け入れも実施。里山についての学びと体験の場としても活用をしています。昨年中学生たちが整備したエリアでは、ぽつぽつとキンランが芽生えていました。
  • Fゾーン草刈り(川口さん)
  • Fゾーン草刈り(並木さん)
  • 中学校でのワークショップ
  • 中学校の森林体験
今年は特に力をいれているのは、都内の森で、子供たちが主体的に森に入り、自然に触れる活動を行ってきました。毎月2回の活動で、子供たちが昆虫や爬虫類、植物などを調査・観察・記録し、また森づくりにも携わるプロジェクトです。

このように、保全活動はわたしたちだけでなく、学校や企業の方、一般の方、そして未来を担う子供たちまで参加できるものとして実施しています。多くの方に森と関わり、一緒に森を育てていく、、、これからも、そのような活動を行っていきたいと考えています。
  • 生き物調査
  • 生き物調査
  • 調査でみつけたアオダイショウ
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※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。

活動レポート