青少年に公平な社会を!コンパスナビ基金

2017.09.29
2017年6月12日~2017年8月31日の間、皆さまよりお預かりいたしました募金を2017年9月29日に一般社団法人青少年自助自立支援機構 (コンパスナビ基金)へ寄付いたしました。
沢山のご支援、誠にありがとうございました。
なお、寄付金の使途については、後日改めてご報告させていただきます。

2018.04.26
コンパスナビ運転免許取得助成制度に対し、ご理解とご協力をいただきましてありがとうございます。
2017年度は、30名の児童が合宿免許を利用しました。
教習所での様子の感想文をいただきましたので一部紹介します。後日、コンパスナビのホームページに全文掲載しますのでご覧ください。

「合宿免許は、最初はとても不安でした。まったく知らない土地で、知り合いもいなくて、2週間もやっていけるかという不安が最初はずっとありました。車の運転にしてももちろん初めてのことだし、教官が怖いと言う話をよく聞いていたので、とても緊張しました。
しかし実際は怖い人なんていなくて、皆さん丁寧に指導してくださいました。中にはためになる面白い話をしてくれる方もいて、苦手な実技の教習も楽しみに思うようになりました。女性の教官もいらして、余計に安心しました。
教習生の人たちも、歳が違っても楽しく話ができたり、違う地域の人からいろいろな話を聞くことができたり、とても良い経験になりました。  埼玉県NWさん 女性」

「今回の合宿免許で、自分はたくさんの経験ができました。当初は免許を取得するだけだと思っていたので、免許だけ期待していきました。しかし、合宿は料理も美味しく、友だちもたくさんできて、今でも連絡を取り合うほどの仲間ができました。
今回の合宿免許、最初は合格できるのが不安でしたが、無事に一発で合格ができて、本当に良かったです。 東京都KHさん 男性」

「最初は運転できるかすごく心配で、うまくいかなかったらどうしよう、そんな気持ちでいっぱいでした。けれど、合宿免許でいろんな県のところから人が来ていて、みんな失敗談やアドバイスのだしあいなどして、心の支えになったし、地元ならではのおもしろい話などしてすごく楽しんで免許が取れました。
厳しい教官もいれば、おもしろくて楽しくしゃべれる教官もいました。何も怖いことは考えずに、ちょっとプチ旅行に行ったみたいに考えると楽しく感じるかもしれません。
何もわからなくても、教官が、同じ部屋の子が、仲良くなった子が教えてくれるので、安心していって大丈夫だと思います。 埼玉県AKさん 女性」

「最初は一人で行くというのに不安がありましたが、行ってみると教習所の教官の人たちはいい人ばかりで優しく、丁寧に教えてくださって楽しくできました。また、相部屋というのにも不安がありましたが、とても話しやすい人で1日1日が楽しく過ごせました。テストでも全部一発で合格することができ、本当にうれしかったです。これから車に乗ることがありますが、教習所で学んだことを忘れずに、安全運転を心がけます。 千葉県KTさん 男性」

児童養護施設の児童は、親元に帰れないケースが多く、施設を巣立つと、経済的な理由からなかなか運転免許を取得する機会が得られません。施設を出るタイミングで取得することはとても大切です。
上記の感想文は一部ですが、楽しく運転免許取得ができたことが伝わってまいります。
皆様からの暖かい気持ちが届き、不安な気持ちをこらえて遠方の教習所まで一人で頑張って行ってきました。
支えていただきまして、改めまして御礼申し上げます。

今年度は、埼玉県の「未来へのスタート応援事業」の受託事業者になりました。この事業は、埼玉県の施設を巣立った若者の、再就労支援、住居の支援、自立支援を広く行ないます。社会的養護が必要な全ての児童に対して、真の自立を支えていきたいと考えています。
寄付する

※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。

活動レポート