青少年へ公平な社会を!コンパスナビによる「なびんち基金」
すべての青少年の社会的参加がより公平なものとなることを目指し、
社会的養護を巣立つ若者に、運転免許証の取得を支援しています。
なびんち基金とは
社会的養護を巣立つ若者に、運転免許証の取得を支援しています。
なびんち基金(前コンパスナビ基金)は、2015年一般社団法人青少年自助自立支援機構(現コンパスナビ)が、主に児童養護施設や里親など社会的養護の下で生活する児童が、運転免許証を取得する機会を自己負担なしで提供することを目的に設立されたもので、社会に巣立つ児童の未来を支える資金として活用されてきました。
今では、運転免許証など就労に必要な資格取得支援、安定した就労への支援、住まいへの支援や居場所事業での食料や物品の提供、自立をするための様々な支援など、その活動は幅広く活用させていただいております。
また、私たちが行う支援全般を「なびんち」の名前に統一し、これからの活動をより活発に行ってまいります。
当法人の活動に、できるだけ多くの皆様のご賛同、ご協力をいただけますよう、関係者一同、心よりお願い申し上げます。
今では、運転免許証など就労に必要な資格取得支援、安定した就労への支援、住まいへの支援や居場所事業での食料や物品の提供、自立をするための様々な支援など、その活動は幅広く活用させていただいております。
また、私たちが行う支援全般を「なびんち」の名前に統一し、これからの活動をより活発に行ってまいります。
当法人の活動に、できるだけ多くの皆様のご賛同、ご協力をいただけますよう、関係者一同、心よりお願い申し上げます。
児童養護施設や里親等で暮らす社会的養護が必要な児童には、親からのDV(虐待)やネグレクト(育児放棄)などが原因で、施設にいるケースが多くあります。
この境遇は、貧困家庭が増えていることも根底にあります。2009年に厚生労働省が初めて「相対的貧困率」及び「子どもの貧困率」を発表し、日本人の児童の7人に1人が貧困であると言われています。
現在の児童福祉法では、原則、高校を卒業する年度(18歳)の3月31日までに施設を出て自立をしなければなりません(2023年4月から巣立ちの要件が見直され、措置延長が可能となります)。
しかし、親を頼ることができない施設出身児童たちの巣立ち後の人生は決して平坦ではなく、困難苦難の連続です。
その生い立ちからコミュニケーションが苦手な児童が多く、そのために職場の人間関係がうまくいかず、職を失い、住まいを失い、10代、20代で生活保護を受ける例が多く起きてます。
私たちは、就労(及び就労に必要な資格取得)、住居などの支援を通じて、一人でも多くの児童が貧困の連鎖を断ち切り、安定した生活を築き、幸せな人生を歩めるように、活動を継続してまいります。
これまでの活動
この境遇は、貧困家庭が増えていることも根底にあります。2009年に厚生労働省が初めて「相対的貧困率」及び「子どもの貧困率」を発表し、日本人の児童の7人に1人が貧困であると言われています。
現在の児童福祉法では、原則、高校を卒業する年度(18歳)の3月31日までに施設を出て自立をしなければなりません(2023年4月から巣立ちの要件が見直され、措置延長が可能となります)。
しかし、親を頼ることができない施設出身児童たちの巣立ち後の人生は決して平坦ではなく、困難苦難の連続です。
その生い立ちからコミュニケーションが苦手な児童が多く、そのために職場の人間関係がうまくいかず、職を失い、住まいを失い、10代、20代で生活保護を受ける例が多く起きてます。
私たちは、就労(及び就労に必要な資格取得)、住居などの支援を通じて、一人でも多くの児童が貧困の連鎖を断ち切り、安定した生活を築き、幸せな人生を歩めるように、活動を継続してまいります。
2014年に埼玉県の児童養護施設の児童29名に助成したことを皮切りに、昨年度までに250名以上の児童がコンパスナビ基金を利用して運転免許を取得しました。
また、2018年度埼玉県より「未来へのスタート応援事(現 児童養護施設退所者等アフターケア事業)」を受託し、新たに社会的養護下から巣立った若者たち(以下ユース)に向けたアフターケア事業を始めました。これは生きづらさを抱えたまま社会に出たユースたちに向けた就労支援、住居支援、自立支援を行うものです。
2019年度にはさらに、ユースたちの居場所事業として「クローバーハウス事業」もスタートし、埼玉県浦和にある一軒家を借りて2019年7月にオープンしました。クローバーハウスには年間500人以上のユースが利用しています。各々様々な人のつながりを形成しています。
2022年2月にはユースが困ったときに相談先や居場所、支援団体などを検索できるサイト「webなびんち」をオープンしました。このサイトのコンテンツはユース自らが取材を行い制作しています。
また、2018年度埼玉県より「未来へのスタート応援事(現 児童養護施設退所者等アフターケア事業)」を受託し、新たに社会的養護下から巣立った若者たち(以下ユース)に向けたアフターケア事業を始めました。これは生きづらさを抱えたまま社会に出たユースたちに向けた就労支援、住居支援、自立支援を行うものです。
2019年度にはさらに、ユースたちの居場所事業として「クローバーハウス事業」もスタートし、埼玉県浦和にある一軒家を借りて2019年7月にオープンしました。クローバーハウスには年間500人以上のユースが利用しています。各々様々な人のつながりを形成しています。
2022年2月にはユースが困ったときに相談先や居場所、支援団体などを検索できるサイト「webなびんち」をオープンしました。このサイトのコンテンツはユース自らが取材を行い制作しています。
団体プロフィール
寄付する※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。