東日本大震災時に0歳だった赤ちゃんが無事にハタチを迎えるその日まで

ハタチ基金は、東日本大震災の被災地の子どもたちに寄り添い、20年間継続的に支援を行う基金です。震災直後の2011年4月、被災地の子どもたちに学び・自立の機会を継続的に届けるために創設いたしました(2014年10月公益法人認定取得)。

震災の影響を受けた子どもたちがハタチになるまで支え続けたいと想い始めたハタチ基金の活動も、11年目の折り返し地点を迎えました。
震災後10年間を幼少期・思春期の子どもとして過ごすことは、誰も経験をしたことのない日々でした。それでも、震災当時に小学生だった子どもが高校生となり「将来は地元に帰ってきて働きたい」と未来を思い描きながら勉強に励む姿。震災当時に高校生だった子どもが社会人となり「自分が支援してもらった恩返しがしたい」とサポーターとなって声を上げてくれる姿。彼らは本当に頼もしく成長しています。 東北の子どもたちの思い描く未来に寄り添い、"2031年、復興のその先へ"を皆様と共に実現していきたいと心より願っております。
  • ハタチ基金
■コラボ・スクール
岩手、宮城、福島の3県で、小学生から高校生延べ18,971人に、学びと居場所支援を行いました。
岩手。宮城、福島の東北3県で、震災の影響を受けた子どもたちが、安心して学ぶことができる居場所の提供をしています。2020年度は、新型コロナの影響で、創意工夫しながらの活動となりました。オンラインでの特別授業など、安心安全な環境を守りながら子どもたちの学びが最大化できるようにしました。
  • コラボ・スクール
■スタディクーポン提供事業
399名にクーポンを提供
大学生ボランティアは1,606回の面談を実施

被災した子ども399名に対して、地域の学習塾や習い事等で利用できるクーポンを提供しました。また大学生ボランティア79名が、定期的に子どもたちの進路・学習相談を行いました(面談回数1,606回)。
また、紙クーポンの電子化によって、クーポン未利用者へ迅速なフォローが可能となりました(利用率96.5%)。
など他、合計6団体への助成を行いました。
寄付する

※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。

活動レポート