ハタチ基金~東日本大震災時に0歳だった赤ちゃんが無事にハタチを迎えるその日まで~

東日本大震災の影響を受けた子どもたちが、20歳になるまで支え続ける、と決意しスタートしたハタチ基金も、皆さまのおかげで、無事に13年目の活動を迎えることができました。
 全体から見れば、東北の復興は順調に進んでいるように思われます。ですがその一方で、子どもの減少が進んでいる町も目立ちます。部活動や習い事など、貴重な体験機会が、年々縮小していると聞いています。原発の影響が色濃く残る福島県では、町や生業の再建に向けて、現在もたくさんの方々が尽力されている状況です。復興が完了したと胸を張って言えるようになるまでには、まだまだ時間と支援を要します。
ハタチ基金では、子どもたちの健やかな成長を願って、引き続き活動を続けてまいります。今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
  • ハタチ基金
◆410 名の子どもたちにスタディクーポンを提供
岩手県・宮城県・福島県の経済的困難を抱える家庭の子ども 410 名に対して、学習塾や習い事等で利用できるスタディクーポンを提供し、子どもたちの学びを支えました。クーポンを受け取ったおよそ 95%の子どもたちが実際にスタディクーポンを利用し、新たな学びにつながりました。また、大学生ボランティアが定期的に子どもたちの進路・学習・クーポンの使用について相談にのりました。(面談回数:1,094 回)
ハタチ基金は、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンの上記の活動に助成をしました。
  • 410 名の子どもたちにスタディクーポンを提供
◆宮城県女川町で延べ7,755名に学びと居場所の提供
宮城県女川町で、子どもたちが安心して学ぶことのできる居場所と機会を提供しました。学習のサポートや工作イベント、企業と連携したキャリア学習プログラムも実施しました。「商売塾」という活動では、小学生が地元の素材を使って商品を考案し、売り方を考え、女川の祭りに出店しました。町民との交流が生まれ、子どもたちが地域にふれながら学び、成長するイベントとなりました。

ハタチ基金は、一般社団法人まちとこの上記の活動に助成をしました。
  • 宮城県女川町で延べ7,755名に学びと居場所の提供
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※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。

活動レポート