自然とともに生きる社会を!

2016.09.30

2016年3月1日~2016年8月31日の間、皆さまよりお預かりいたしました募金を2016年9月30日に特定非営利活動法人 樹木・環境ネットワーク協会へ寄付いたしました。
沢山のご支援、誠にありがとうございました。
なお、寄付金の使途については、後日改めてご報告させていただきます。

2017.04.20

【キボウのカケハシからの寄付金使途報告】

森の保全活動と子どもを対象とした教育普及活動に活用させていただいています。

貴重な里山(森)を守る活動
 東京近郊では、町田市、日野市、武蔵村山市を中心に、埼玉、神奈川、千葉でも、そこに残された雑木林、竹林の整備・保全活動を進めています。保全活動は基本的にボランティアとして行っていますが、多くの方が参加していただけるよう間口大きく広げています。
 埼玉県比企郡嵐山町にある「嵐山ふれあいの森」は、約8haの丘陵地で、2009年に埼玉県、嵐山町、企業と当協会が協定を結んで活動をスタートしましたが、現在は当協会が嵐山町との協定に基づいて活動を継続しています。「人工林を自然林に戻す」というテーマを設定し、スギ、ヒノキを間伐した後に地元の雑木やヤマザクラを植樹。植樹エリアの管理をしながら、間伐体験やツリークライミング、オオムラサキ観察、カブトムシ育成など森を楽しむためのエリアづくりを行ってきました。これまでの活動で見つけた季節ごと、エリアごとの楽しみを生かせるような森づくりが続けられたらと考えています。
子どもの体験活動
 当協会では、これまでのノウハウを生かし、子どもを対象とした環境教育プログラムを実施しています。当協会で進めている保全フィールドだけでなく、都心の公園でも実施しています。
 10月には、芝公園にて「自然発見!子どもわくわく探検隊」が行われました。アイスブレイクで「どんぐりジャンケン」を行い心と体を温め、イベントはスタートしました。子どもたちは、樹皮の温度差を感じたり、幹回りを測ったり、匂いのする葉っぱを探したり、水に沈むどんぐりを探すなど、様々な自然課題に挑戦しました。このようなイベントを通して、子どもたちが自然と遊ぶ楽しさを知り、自然が大好きになってもらえたらと思います。
今後もいっそう、活動に励んでいきますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

活動レポート