キボウのカケハシからの寄付金使途報告

2021.11.24
東京近郊では、町田市、日野市、武蔵村山市を中心に、埼玉、神奈川、千葉でも、そこに残された雑木林、竹林の整備・保全活動を進めています。保全活動は基本的に会員を中心に進めていますが、一般の方も参加できます。
活動紹介①三輪里山(町田市)
樹木の伐倒や、名物となっているニリンソウ周辺の下草刈りなど、森林の維持や日照回復などについて、継続的な活動を行っています。
特に昨今ではナラ枯れ木の対応に追われていますが、新しい森の更新ととらえながら、前向きに森づくりを推進。近隣小学校による植樹活動も行いました。
  • 町田三輪里山の活動写真
  • 町田三輪里山の活動写真
活動紹介②嵐山ふれあいの森(埼玉県比企郡)
枯れ木の調査や周辺木の適切な伐採などを通して、池や虫などが住める環境を作り出す活動を継続して行っています。昨年から今年にかけて林内を流れる水路の整備を行いました。それによって、ドジョウが見られるようになったり、トンボの種類が増えるなど、生物多様性が増したのではないかと感じています。
  • 嵐山ふれあいの森
  • ふれあい広場集積作業
子どもを対象とした環境教育プログラム『子どもワクワクプロジェクト』を年間を通して実施しています。
-活動例:『湧き水でジャブン!』
平成の名水百選にも選ばれている東久留米・落合川にて、水辺の植物や水生生物などの観察会を行いました。水遊びを通して自然に親しむと共に、川の源流まで探検するなど、水資源について、実体験を通した学びを子どもたちに提供することができました。
毎年人気のプログラムで、東京の清流での体験は、水のある環境の豊かさ、水が育む森や環境を実感できるものです。多くの昆虫も見られ、夏休みらしい体験を子どもたちとすることができました。
  • 湧き水でジャブン
  • 湧き水でジャブン
一般の方々を対象とした、自然体験プログラムをフィールドを拠点に開催しています。
-活動例:①『実は身近だった有用植物講座』
昔は植物を健康や生活に活かして人々は暮らしていました。その有用性を、観察と制作を通して学ぶ機会を提供しました。町田・三輪里山での植物観察会です。雑草とも言われているような植物が、実は生活の中で役に立っている?実際の植物を見ながら、植物が秘めている力を学ぶことができるプログラムです。

-活動例:②『野鳥LIVEウォッチング』
川沿いに集まる野鳥を観察しながら、生態を紹介するなどガイドをして周りました。鳥たちの住処である川の自然保護についても考えていただく機会となりました。都市中なのに、いろいろな野鳥がいることを実感。鳥の生態を学びながら、都市でも自然を感じることができるプログラムとなりました。
  • 野鳥LIVEウォッチング
動画でも紹介しています。
https://youtu.be/yAOEELvPmos
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※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。

活動レポート