未来へつなぐ日本の森 里山の保全と自然体験

樹木・環境ネットワーク協会では、国内の緑地・里山の保全活動を進めています。そのひとつ。東京都町田市にある町田市三輪里山では、月3回の活動を行っています。
昨年から、ナラ枯れという雑木林に蔓延する病気の木が多くなってしまい、今年度においても、その対応をしてきました。
枯れてしまった木を伐採したり、病気を広めてしまう昆虫の防除活動、伐採に伴う植樹など、健康な森の育成に取り組んでいます。
人が森を利用することで、豊かな自然環境が育成されていく、、、森と人との関係が良好な状態にある環境が里山です。そんな森を目指して、保全活動に取り組んでいます。
  • 樹木・環境ネットワーク協会
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一般的な「里山」以外にも、高山である八ヶ岳でも長年活動をしてきました。ハイキングがブームになる中、利用者の増加により踏み荒らされてしまったり、歩きやすいルートを探るような歩き方から踏圧による環境への負荷の高まりも心配されています。八ヶ岳では、シラビソの育む美しい苔の森があり、森がきれいにまた安全に歩ける森にしていくための、木道を当会と地元の方々とともに管理・整備をしています。
  • 八ヶ岳
  • 八ヶ岳
守ってきた里山や身近な自然に触れ、環境や自然への好奇心を育てることをひとつも目的に、子ども向けの自然体験プログラムも実施してきました。パンデミックの影響で小規模になってしまいましたが、ススメ!子ども忍者では、多くの親子に東京の緑を楽しんでいただくプログラムを実施することができました。
東京の中心、江戸城で、そこにある樹木や昔の生活の知恵を学ぶプログラムです。従来、人と自然はとても近い関係にありました。歴史や文化から、自然の利用を学ぶことで、より身近に自然を感じていただくことができたのではないかと思います。
  • 子ども向けの自然体験プログラム
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※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。

活動レポート