キボウのカケハシ

じぶん未来クラブは2006年よりアメリカの音楽教育団体を日本に招聘し、子どもたちが3日間でショーを作るというユニークな教育活動「ミュージックアウトリーチプログラム」をお届けしてきました。
2020年よりHEART Globalと一緒に子どもたちに勇気を持って自分を信じて新しい挑戦をする心を育むワークショップを海外と繋ぐオンラインプログラムと日本在住のキャストのみで小規模で実施した対面ワークショップを行ってきました。

2022年10月
3年ぶりに海外からキャストを迎え入れることができるようになり、アメリカ、イギリス、ドイツ、セントマーティン、日本のキャストたち充分な感染対策をとり、学校や地域の会館でのワークショップが再開しました。
3年間待ち続けようやく中学校3年生がワークショップを受けることができた宮城の中学校の先生からは、「入学時からコロナで学校行事がまともにできないうちに卒業の年になってしまった学年です。この子達に思い切り楽しい思いをさせてあげたいので、よろしくお願いします」と言葉をいただきました。当日は先生や保護者の方々も驚くほど生徒一人一人が思い切りエネルギーを出してショーを披露しました。
2022年秋には、１か月で約1500名の子どもたちにワークショップを届けました。
子どもたちは、マスク着用ではありますが思い切り歌って踊り、エネルギーを爆発させていました。学校の先生方からは、「子どもたちが外部の人たちとの接触機会が際限なく減ってしまっていたので、今回の機会は素晴らしい刺激をもたらしました」とお声をいただきました。

2023年1月　８カ国約３０人のキャストが千葉に集まり、１週間のリハーサルを経て関東を中心に最後は宇部、熊本まで出向き、公立私学の小中学校高校、地域の会場で約3か月に渡りワークショップを行いました。今まで閉ざされていた環境だったところに　目の前に世界各地からのキャスト、そして日本のキャストが歌と踊りを教え一緒にショーを作るというグローバルな環境が現れます。子どもたちはキャストが紹介されるたびに「わぁー」と声を出して喜び、新しいチャレンジを笑顔で楽しみます。

「自分にこんなことができるなんて思わなかった」「今までで一番楽しかった！」と一人一人の子どもたちが輝いていました。1月から3月までの2か月半で約3000人の子どもたちにワークショップを届けました。