「アジア小児医療センター」開設プロジェクト
高所得国では助かるはずの命が、低所得国では助からない現状があります。
ジャパンハートは2004年の設立以来、「医療の届かないところに医療を届ける」をミッションとして、東南アジアを中心とする国内外で20年超にわたり無償で医療を提供してきました。主な活動地は、貧困や深刻な医師不足に喘ぐミャンマー、カンボジア、ラオス。累計治療件数は、35万件を超えています。
カンボジアの「ジャパンハートこども医療センター」では、小児がん治療を開始してから今年で7年目に入りました。
しかし、現状では小児がん治療を必要とする子ども達のほんの一部しか救うことができません。
カンボジアでは、年間の小児がん発症者数は600人以上と言われています。
そのうちジャパンハートで治療ができるのは、現在のキャパシティでは6人に1人だけ。そして、私たちの病院に辿り着いた子どもたちの半数は、既に病状が進行しているために命を落としています。
小児がんの高所得国における5年生存率は80%。医療にアクセスさえできれば、多くの子どもたちを救うことができるのです。
生まれ育った国や環境にかかわらず、すべての子どもが平等に医療を受けられるように、
私たちは新たにカンボジアの首都プノンペンに、「アジア小児医療センター」の開設を決意しました。
2025年10月の開設を予定し、プロジェクトを進めています。
「アジア小児医療センター」では病床数の大幅な増加に加え、カンボジア国内からのアクセスも良好なため、より多くの患者の受け入れが可能となります。国内はもちろん、周辺国との交通の便にも優れているため、将来的には、カンボジアと同様に高度な医療が必要とされているミャンマーやラオスなどからの患者の受け入れも目指しています。
病院という器があっても、優れたスタッフがいなければ機能しません。私たちは、カンボジアをはじめとする活動国の医療者の育成に力を入れており、新病院での教育プログラムを通して、カンボジアやその周辺国の医療者のレベル向上に貢献します。
2024年6月に、カンボジアの保健省本部にて今後の協力に関する会談を行い、当病院建設への理解を深めてもらうための説明会を実施いたしました。
敷地内での整地が完了し、7月には建設の安全を祈り着工式を実施。カンボジアを代表する僧侶やカンダール州保健局長などが出席し、祭壇点火や、石を建物の中心に埋葬して祈るセレモニー、僧侶からの談話等が行われました。工事は杭打ち作業を中心に順調に進行中です。
小児がんは、早期発見と適切な治療を行なうことで、開発途上国であっても先進国と同レベルの生存率まで引き上げら有れることが期待できます。私たちジャパンハートは、目の前でこぼれ落ちそうになるたった一人の命を救うため、小児がん治療をはじめとする高度な医療の提供に今後も力を入れてまいります。
寄付する
※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。
活動レポート
- 募金・寄付カンボジアで実施している『高度医療=小児がん治療』について
- 募金・寄付「命の格差」をなくす、私たちの挑戦。
- 募金・寄付コロナ後の社会を見据え、これからの支援のために
- 募金・寄付企業でも行政でも手の届かないところを救う仕組みを
- 募金・寄付「昨日よりもマシな今日」のために、クラスター対策に奔走
- 募金・寄付「50人の利用者を、24時間、ひとりで看なければならない」過酷なクラスター現場、新型コロナウイルス感染症の最前線を支える
- 募金・寄付新型コロナウイルス感染症に対する支援活動を継続して行なっています
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高所得国では助かるはずの命が、低所得国では助からない現状があります。
ジャパンハートは2004年の設立以来、「医療の届かないところに医療を届ける」をミッションとして、東南アジアを中心とする国内外で20年超にわたり無償で医療を提供してきました。主な活動地は、貧困や深刻な医師不足に喘ぐミャンマー、カンボジア、ラオス。累計治療件数は、35万件を超えています。
カンボジアの「ジャパンハートこども医療センター」では、小児がん治療を開始してから今年で7年目に入りました。
しかし、現状では小児がん治療を必要とする子ども達のほんの一部しか救うことができません。
カンボジアでは、年間の小児がん発症者数は600人以上と言われています。
そのうちジャパンハートで治療ができるのは、現在のキャパシティでは6人に1人だけ。そして、私たちの病院に辿り着いた子どもたちの半数は、既に病状が進行しているために命を落としています。
小児がんの高所得国における5年生存率は80%。医療にアクセスさえできれば、多くの子どもたちを救うことができるのです。
生まれ育った国や環境にかかわらず、すべての子どもが平等に医療を受けられるように、 私たちは新たにカンボジアの首都プノンペンに、「アジア小児医療センター」の開設を決意しました。
2025年10月の開設を予定し、プロジェクトを進めています。
ジャパンハートは2004年の設立以来、「医療の届かないところに医療を届ける」をミッションとして、東南アジアを中心とする国内外で20年超にわたり無償で医療を提供してきました。主な活動地は、貧困や深刻な医師不足に喘ぐミャンマー、カンボジア、ラオス。累計治療件数は、35万件を超えています。
カンボジアの「ジャパンハートこども医療センター」では、小児がん治療を開始してから今年で7年目に入りました。
しかし、現状では小児がん治療を必要とする子ども達のほんの一部しか救うことができません。
カンボジアでは、年間の小児がん発症者数は600人以上と言われています。
そのうちジャパンハートで治療ができるのは、現在のキャパシティでは6人に1人だけ。そして、私たちの病院に辿り着いた子どもたちの半数は、既に病状が進行しているために命を落としています。
小児がんの高所得国における5年生存率は80%。医療にアクセスさえできれば、多くの子どもたちを救うことができるのです。
生まれ育った国や環境にかかわらず、すべての子どもが平等に医療を受けられるように、 私たちは新たにカンボジアの首都プノンペンに、「アジア小児医療センター」の開設を決意しました。
2025年10月の開設を予定し、プロジェクトを進めています。
「アジア小児医療センター」では病床数の大幅な増加に加え、カンボジア国内からのアクセスも良好なため、より多くの患者の受け入れが可能となります。国内はもちろん、周辺国との交通の便にも優れているため、将来的には、カンボジアと同様に高度な医療が必要とされているミャンマーやラオスなどからの患者の受け入れも目指しています。
病院という器があっても、優れたスタッフがいなければ機能しません。私たちは、カンボジアをはじめとする活動国の医療者の育成に力を入れており、新病院での教育プログラムを通して、カンボジアやその周辺国の医療者のレベル向上に貢献します。
病院という器があっても、優れたスタッフがいなければ機能しません。私たちは、カンボジアをはじめとする活動国の医療者の育成に力を入れており、新病院での教育プログラムを通して、カンボジアやその周辺国の医療者のレベル向上に貢献します。
2024年6月に、カンボジアの保健省本部にて今後の協力に関する会談を行い、当病院建設への理解を深めてもらうための説明会を実施いたしました。
敷地内での整地が完了し、7月には建設の安全を祈り着工式を実施。カンボジアを代表する僧侶やカンダール州保健局長などが出席し、祭壇点火や、石を建物の中心に埋葬して祈るセレモニー、僧侶からの談話等が行われました。工事は杭打ち作業を中心に順調に進行中です。
小児がんは、早期発見と適切な治療を行なうことで、開発途上国であっても先進国と同レベルの生存率まで引き上げら有れることが期待できます。私たちジャパンハートは、目の前でこぼれ落ちそうになるたった一人の命を救うため、小児がん治療をはじめとする高度な医療の提供に今後も力を入れてまいります。
敷地内での整地が完了し、7月には建設の安全を祈り着工式を実施。カンボジアを代表する僧侶やカンダール州保健局長などが出席し、祭壇点火や、石を建物の中心に埋葬して祈るセレモニー、僧侶からの談話等が行われました。工事は杭打ち作業を中心に順調に進行中です。
小児がんは、早期発見と適切な治療を行なうことで、開発途上国であっても先進国と同レベルの生存率まで引き上げら有れることが期待できます。私たちジャパンハートは、目の前でこぼれ落ちそうになるたった一人の命を救うため、小児がん治療をはじめとする高度な医療の提供に今後も力を入れてまいります。
※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。