新病院「ジャパンハート アジア小児医療センター」開院
ジャパンハートは、「すべての人が、生まれてきてよかったと思える世界を実現する」をビジョンのもと、「医療の届かないところに医療を届ける」活動を国内外で展開している、国際医療NGOです。
海外では東南アジアの3カ国、カンボジア・ミャンマー・ラオスの開発途上国で活動を展開。
貧困のために病院に行けない方々への医療支援を実施しており、とりわけ、小児がんという高度医療の支援に注力しています。
そして2025年10月31日、私たちの大きな挑戦であった新病院「ジャパンハート アジア小児医療センター」が、ついにカンボジアの地に開院いたしました。
これも皆さまからのあたたかいご支援のおかげであり、心より御礼申し上げます。
先進国と低所得国における小児がん治療の5年生存率は、先進国の約80%に対し、低所得国では約20%という大きなサバイバルギャップがあります。
この格差を埋め、貧富の差に関わらず高度で良質な医療をアジア全体の子どもたちへ届けるために、
カンボジアおよびアジア全体からアクセスの良い首都プノンペン近郊に、旧病院の2倍のベッド数を持つ200床の病院を開設しました。
キボウのカケハシを通じていただいたあたたかいご支援は、子どもたちの命を救うこと、そして子どもたちの未来につながる、大切な力となっています。


2025年11月より本格診療を開始した新病院では、日々多くの患者さんを迎えています。
開院当初は1日20〜30名ほどだった外来受診者数は徐々に増え、
2026年2月の1か月間には、旧病院の約5倍となる2,700名以上の子どもたちが受診しています。
今回はその中の一人、5歳のソンロン君をご紹介します。
ソンロン君は愛らしい笑顔で周りの人を和ませてくれる、人懐っこい性格の男の子です。
現在、主に乳幼児や小さな子どもに発症するがんの一種である、神経芽腫と闘っています。
病院に来て間もない頃はまだ入院生活にも慣れず、お母さんと二人で過ごすことが多かったのですが、同年代の子どもたちともすぐに打ち解け、今では仲良く遊ぶ姿がよく見られるようになりました。
入院から数か月が経った頃、お母さんはこう話してくれました。
『彼はやんちゃで遊ぶのが大好きな子で、この病院では友達と遊ぶことをとても楽しんでいます。私も、彼がスタッフの方や他の子どもたちと楽しく遊んでいる姿を見ることができ、とても嬉しく思っています。医師や看護師、スタッフの皆さんの優しさと支えに、本当に言葉では言い表せないほど感謝しています。』
ソンロン君が病院の中でも安心して過ごし、笑顔で人と関わりながら日々を重ねている姿は、私たちにとっても大きな励みです。
治療はまだ続いていきますが、彼の持つ明るさと強さが、これから先もきっと大きな力になっていくと感じます。
子どもたちが治療の中にあっても、その子らしく笑い、遊び、安心して過ごせること。そして、その姿を見たご家族が希望を感じられること。
私たちは、そんな時間を一つでも多く生み出せる病院でありたいと願っています。


新病院の開院はゴールではなく、アジア全体の小児医療を支えるための新たなスタートです。
私たちは、2028年までに200床の満床稼働や手術件数の拡大。
また、2030年には、カンボジア国外の子どもたちに対する治療機会を広げ、
アジアの子どもたちが貧富に関わらず高度で良質な医療を受けることが可能な❝小児治療の中核病院❞となることを目指しています。
小児がん治療の重要課題である早期発見の促進、また、PICU設置、スタッフの増員など、子どもたちを救うための課題はまだまだたくさんあります。
それでも、サバイバルギャップを限りなくゼロに近づけるために。
皆さまのあたたかい想いとともに、ジャパンハートはこれからも一歩ずつ、「医療の届かないところに医療を届ける」ための挑戦を続けてまいります。

活動レポート
- 募金・寄付小児がんと向き合う子どもたちへ ― 命と笑顔を守る医療
- 募金・寄付命をつなぐ第一歩
- 募金・寄付「アジア小児医療センター」開設プロジェクト
- 募金・寄付カンボジアで実施している『高度医療=小児がん治療』について
- 募金・寄付「命の格差」をなくす、私たちの挑戦。
- 募金・寄付コロナ後の社会を見据え、これからの支援のために
- 募金・寄付企業でも行政でも手の届かないところを救う仕組みを
- 募金・寄付「昨日よりもマシな今日」のために、クラスター対策に奔走
- 募金・寄付「50人の利用者を、24時間、ひとりで看なければならない」過酷なクラスター現場、新型コロナウイルス感染症の最前線を支える
- 募金・寄付新型コロナウイルス感染症に対する支援活動を継続して行なっています
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ジャパンハートは、「すべての人が、生まれてきてよかったと思える世界を実現する」をビジョンのもと、「医療の届かないところに医療を届ける」活動を国内外で展開している、国際医療NGOです。
海外では東南アジアの3カ国、カンボジア・ミャンマー・ラオスの開発途上国で活動を展開。
貧困のために病院に行けない方々への医療支援を実施しており、とりわけ、小児がんという高度医療の支援に注力しています。
そして2025年10月31日、私たちの大きな挑戦であった新病院「ジャパンハート アジア小児医療センター」が、ついにカンボジアの地に開院いたしました。
これも皆さまからのあたたかいご支援のおかげであり、心より御礼申し上げます。
先進国と低所得国における小児がん治療の5年生存率は、先進国の約80%に対し、低所得国では約20%という大きなサバイバルギャップがあります。
この格差を埋め、貧富の差に関わらず高度で良質な医療をアジア全体の子どもたちへ届けるために、
カンボジアおよびアジア全体からアクセスの良い首都プノンペン近郊に、旧病院の2倍のベッド数を持つ200床の病院を開設しました。
キボウのカケハシを通じていただいたあたたかいご支援は、子どもたちの命を救うこと、そして子どもたちの未来につながる、大切な力となっています。
海外では東南アジアの3カ国、カンボジア・ミャンマー・ラオスの開発途上国で活動を展開。
貧困のために病院に行けない方々への医療支援を実施しており、とりわけ、小児がんという高度医療の支援に注力しています。
そして2025年10月31日、私たちの大きな挑戦であった新病院「ジャパンハート アジア小児医療センター」が、ついにカンボジアの地に開院いたしました。
これも皆さまからのあたたかいご支援のおかげであり、心より御礼申し上げます。
先進国と低所得国における小児がん治療の5年生存率は、先進国の約80%に対し、低所得国では約20%という大きなサバイバルギャップがあります。
この格差を埋め、貧富の差に関わらず高度で良質な医療をアジア全体の子どもたちへ届けるために、
カンボジアおよびアジア全体からアクセスの良い首都プノンペン近郊に、旧病院の2倍のベッド数を持つ200床の病院を開設しました。
キボウのカケハシを通じていただいたあたたかいご支援は、子どもたちの命を救うこと、そして子どもたちの未来につながる、大切な力となっています。
2025年11月より本格診療を開始した新病院では、日々多くの患者さんを迎えています。
開院当初は1日20〜30名ほどだった外来受診者数は徐々に増え、
2026年2月の1か月間には、旧病院の約5倍となる2,700名以上の子どもたちが受診しています。
今回はその中の一人、5歳のソンロン君をご紹介します。
ソンロン君は愛らしい笑顔で周りの人を和ませてくれる、人懐っこい性格の男の子です。
現在、主に乳幼児や小さな子どもに発症するがんの一種である、神経芽腫と闘っています。
病院に来て間もない頃はまだ入院生活にも慣れず、お母さんと二人で過ごすことが多かったのですが、同年代の子どもたちともすぐに打ち解け、今では仲良く遊ぶ姿がよく見られるようになりました。
入院から数か月が経った頃、お母さんはこう話してくれました。
『彼はやんちゃで遊ぶのが大好きな子で、この病院では友達と遊ぶことをとても楽しんでいます。私も、彼がスタッフの方や他の子どもたちと楽しく遊んでいる姿を見ることができ、とても嬉しく思っています。医師や看護師、スタッフの皆さんの優しさと支えに、本当に言葉では言い表せないほど感謝しています。』
ソンロン君が病院の中でも安心して過ごし、笑顔で人と関わりながら日々を重ねている姿は、私たちにとっても大きな励みです。
治療はまだ続いていきますが、彼の持つ明るさと強さが、これから先もきっと大きな力になっていくと感じます。
子どもたちが治療の中にあっても、その子らしく笑い、遊び、安心して過ごせること。そして、その姿を見たご家族が希望を感じられること。
私たちは、そんな時間を一つでも多く生み出せる病院でありたいと願っています。
開院当初は1日20〜30名ほどだった外来受診者数は徐々に増え、
2026年2月の1か月間には、旧病院の約5倍となる2,700名以上の子どもたちが受診しています。
今回はその中の一人、5歳のソンロン君をご紹介します。
ソンロン君は愛らしい笑顔で周りの人を和ませてくれる、人懐っこい性格の男の子です。
現在、主に乳幼児や小さな子どもに発症するがんの一種である、神経芽腫と闘っています。
病院に来て間もない頃はまだ入院生活にも慣れず、お母さんと二人で過ごすことが多かったのですが、同年代の子どもたちともすぐに打ち解け、今では仲良く遊ぶ姿がよく見られるようになりました。
入院から数か月が経った頃、お母さんはこう話してくれました。
『彼はやんちゃで遊ぶのが大好きな子で、この病院では友達と遊ぶことをとても楽しんでいます。私も、彼がスタッフの方や他の子どもたちと楽しく遊んでいる姿を見ることができ、とても嬉しく思っています。医師や看護師、スタッフの皆さんの優しさと支えに、本当に言葉では言い表せないほど感謝しています。』
ソンロン君が病院の中でも安心して過ごし、笑顔で人と関わりながら日々を重ねている姿は、私たちにとっても大きな励みです。
治療はまだ続いていきますが、彼の持つ明るさと強さが、これから先もきっと大きな力になっていくと感じます。
子どもたちが治療の中にあっても、その子らしく笑い、遊び、安心して過ごせること。そして、その姿を見たご家族が希望を感じられること。
私たちは、そんな時間を一つでも多く生み出せる病院でありたいと願っています。
新病院の開院はゴールではなく、アジア全体の小児医療を支えるための新たなスタートです。
私たちは、2028年までに200床の満床稼働や手術件数の拡大。
また、2030年には、カンボジア国外の子どもたちに対する治療機会を広げ、
アジアの子どもたちが貧富に関わらず高度で良質な医療を受けることが可能な❝小児治療の中核病院❞となることを目指しています。
小児がん治療の重要課題である早期発見の促進、また、PICU設置、スタッフの増員など、子どもたちを救うための課題はまだまだたくさんあります。
それでも、サバイバルギャップを限りなくゼロに近づけるために。
皆さまのあたたかい想いとともに、ジャパンハートはこれからも一歩ずつ、「医療の届かないところに医療を届ける」ための挑戦を続けてまいります。
私たちは、2028年までに200床の満床稼働や手術件数の拡大。
また、2030年には、カンボジア国外の子どもたちに対する治療機会を広げ、
アジアの子どもたちが貧富に関わらず高度で良質な医療を受けることが可能な❝小児治療の中核病院❞となることを目指しています。
小児がん治療の重要課題である早期発見の促進、また、PICU設置、スタッフの増員など、子どもたちを救うための課題はまだまだたくさんあります。
それでも、サバイバルギャップを限りなくゼロに近づけるために。
皆さまのあたたかい想いとともに、ジャパンハートはこれからも一歩ずつ、「医療の届かないところに医療を届ける」ための挑戦を続けてまいります。