カンボジアの子ども達を笑顔に!無料の美術スクール

「絵を描くのが好き。だから、もっともっと絵を描きたい!」そんな子ども達の願いを叶えたい。
カンボジアの子ども達のための小さな美術スクール
小さな美術スクールは、「一度きりの子ども時代を心豊かに過ごして欲しい」という元都立高校美術教師の創立者笠原知子の願いから生まれました。
20年以上かけて資金準備をし、全額自己資金による、完全無料の美術スクールを2008年に開校し、活動を始めました。条件悪く生きる子ども達に学ぶ機会と場所を提供し、食べて生きてゆける能力を育むことを目的としています。
カンボジアの暗黒時代と呼ばれたポル・ポト政権によって徹底的に破壊された文化環境の中でも知的好奇心を満たしたい子ども達への活動です。
私たちは、子ども達が自身の自由な発想を大切にし、「表現する喜び」と「豊かな表現世界」を広げられるよう努めております。
カンボジアの子ども達の輝いた目に、もっと喜びを!
カンボジアの多くの子ども達は、絵を描きたくても、絵を描く環境がありません。
特に、農村部や貧しい家庭の子ども達は、学校で美術を学ぶことはできません。教えられる教師がいないことと、経済的に余裕がないため、画材を手に入れることはできません。
私達は、そういう子ども達が少しでも美術を楽しむ時間を持ち、描く喜びを得られるように、カンボジアの辺境の農村部の公立学校などへも出張授業を行っています。

コロナ禍での授業再開に向けて
2020年3月8日カンボジア政府によって学校休校措置が発令され、9月6日まで全面休校となりました。この間、少しでも活動可能な方法を探り、カンボジア文化を知る研修を行なって参りました。スタッフ達も自国の文化を知る機会を得て、カンボジアの持つ魅力を感じたようです。9月7日から公立学校の授業、子ども一人週2回が始まりました。スクールも再開を教育省に申請し、同年11月には授業を再開できることとなりました。
コロナ感染予防のため、生徒を以前より半分に減らしての新規募集を行いましたが、子ども達は学校再開をとても楽しみに待っていてくれたようで、やはり制限以上の応募が来てしまいました。そのため机や椅子の数を増やし、できるだけソーシャルディスタンスを保って、子ども達が安心して学べる環境を整えています。

団体プロフィール

団体名
小さな美術スクール
設 立
2008年12月1日
事業内容
1.美術授業
一度きりの子ども時代を伸びやかに豊かに過ごして欲しいと願い、スクールの授業に加えて、村への出張授業をしています。子ども達の自由な発想を大切にし、豊かな世界の表現を目指して活動しています。
2.日本語授業
子ども達の未来の職業選択が増えることを願い、日本語を教えています。
3.社会福祉活動
養護施設や貧しい人たちへの学業・生活支援や、提携団体との緑化活動等をしています。
4.子どもの森ギャラリー「(英語表記)Khmer Kids Art Gallery」
スクール内に子ども達の作品を展示するギャラリーを併置しております。
備考
カンボジアでの政府認定NGO登録名「Wind of Art Organization」
公式サイト
https://smallartschool.org/
※PCサイトへリンクします。
関連サイト
・Facebook
 https://www.facebook.com/SmallArtSchool
 ※PCサイトへリンクします。

・Khmer Kids Art Gallery, Siem Reap Cambodia
 https://kkagallery.wixsite.com/khmerkidsartgallery
 ※PCサイトへリンクします。
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※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。

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