世界遺産 富士山の森を再生! ~100年の森づくり~
虫害を受けた富士山の森を再生し多様性豊かな強い森に

富士山の森の約半分を占める人工林、そこには主にシラベとカラマツが植えられています。そのシラベの人工林において、2002年にトウヒツヅリヒメハマキという蛾の幼虫が大発生し、単一樹種の森であるがゆえに被害が一気に拡大し、東京ドームの約20倍の面積が全滅する被害を受けました。
このような被害を繰り返さないよう、シラベの人工林100haを虫害に強い天然林に近い針広混交林に造成するプロジェクトが2007年にスタートしました。
10年以上経過した現在、植えた広葉樹の苗木を健全に育てるための活動を多くのボランティアとの協働により継続しています。
植えただけで終わらない森づくり
このような被害を繰り返さないよう、シラベの人工林100haを虫害に強い天然林に近い針広混交林に造成するプロジェクトが2007年にスタートしました。
10年以上経過した現在、植えた広葉樹の苗木を健全に育てるための活動を多くのボランティアとの協働により継続しています。
苗木を植えただけでは森になることは難しく、健全に育つためには様々な手入れ(保育)を必要とします。富士山の厳しい自然の中で大きく育つことができるように、シカによる食害で枯れないようネットを取り付けたり、日の光を遮る枝や木を除伐して苗木への日照を確保したり、強風で傾いた苗木を真っ直ぐにするなど、様々な保育作業を行っています。

主にアジア・太平洋地域で農村開発や環境保全活動を展開する国際協力NGOです。地域住民と共に農村地域の産業育成や緑化活動などを実施。また子どもたちが主体となって活動する「子供の森」計画では、植林活動や環境保全活動を通して持続可能なふるさとづくりに取り組んでいます。これまでの取り組みの経験を活かし、国内では、企業や自治体との協働による森林や里山の整備、国産材の活用や環境教育を目的とした「森のつみ木広場」など実践を通じた啓発活動や地域の活性化に取り組んでいます。
団体プロフィール
- 団体名
- 公益財団法人オイスカ
- 設 立
- 1969年5月1日
- 事業内容
- ・主にアジア・太平洋地域での持続的な農山漁村の地域開発協力
・国内外の環境保全活動、環境教育の推進
・持続可能な地域開発のリーダーとなる人材の育成
・国際相互理解の促進、持続可能な発展のための啓発普及
・災害発生時の緊急支援、復興支援事業 - 関連サイト
- ・富士山の森づくりプロジェクトページ
https://oisca.org/projects/fujisan/
・「子供の森」計画プロジェクトページ
http://www.kodomono-mori.info/ - 公式サイト
- http://www.oisca.org/
※みなさまからお預かりした寄付金は、毎年3月1日から8月末日までの振込み分を9月末日に、また9月1日から2月末日までの振込み分を3月末に各団体へ寄付いたします。
なお、災害支援の受付け期間、寄付実施時期等については、各支援内容に基づき実施いたします。
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